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AI&Society Meeting
AI社会共創ワークショップ開催
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タイトル:
AI社会共創ワークショップ(第30回AI社会論研究会)
AI&Soceity Workshop (30th AI&Society Meeting)
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主催:
JST,RITEX,法・経済・経営とAIロボット技術の対話による将来の社会制度の共創
後援:
・慶應義塾大学SFC研究所AI社会共創・ラボ
・全脳アーキテクチャイニシアチブ
会場提供:
・株式会社ドワンゴ
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日時:
2018年2月2日 13:30~18:00
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場所:
株式会社ドワンゴ 銀座松竹スクエア セミナールーム-
住所: 東京都中央区築地1-13-1 銀座松竹スクエア (13階)
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最寄り:東京メトロ 日比谷線・都営地下鉄 浅草線 「東銀座駅」 5番出口より徒歩3分
東京メトロ 有楽町線 「新富町駅」 徒歩6分
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概要:
「AI 社会論」は、人工知能技術のさまざまな側面を、人文社会科学と技術論を一体となって捉える科学技術社会論の一分野です、今回は通常のAI社会論研究会を拡大してAI研究者・法律学者・経済学者・経営学者・市民など多様なアクターと共に対話し、議論するワークショップを開催します。また海外からも情報法の専門家が来日します。
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プログラム:
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13:30-15:00 第1部 技術系グループメンバーによる各講演とそれを踏まえたパネルディスカッション
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メインテーマ「価値と倫理」
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概要:AI技術は過度な期待を受ける傾向があり、1950年代、1980年代にもAIバブルが繰り返された。今回のブームは過去と何が違うのだろうか、今回のブームではAIにおける「価値や倫理」の設計が話題になりはじめている。果たしてAIに道徳、倫理をプログラムできるのだろうか。その際にどのような価値(価値システム)を設計すればいいのだろうか。分野や年代を超えて、技術の真価を見つめる議論を行う。
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趣旨説明 / 高橋恒一
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講演 / 山川宏 タイトル:「超AIが倫理的であれば共存できるのか?ー 普遍化可能性の観点から ー」
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講演 / 大森隆司 タイトル:「有用なAIが生み出す価値は社会倫理を変えるのか ―保育支援AIを事例に―」
概要:教育分野での優れたAI応用は、これまで可能と思われなかったことを可能とし、新たな価値を創造することが期待できる。しかしその応用は、個人の内部にまで踏み込む能力を持ちえるため、個人情報の保護と社会的な価値の衝突を引き起こすことが予想される。倫理は価値感に駆動された意思決定の論理と考えられ、AIによる新たな価値の創成が社会の倫理を変える可能性について,AI社会論は議論する必要があろう。
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講演 / 黒坂達也 タイトル:「情報通信政策、産業化関連での話題提供」
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パネルディスカッション
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問題提起/ 冨田勝 タイトル:「第3次AIバブル」
概要:AIを議論する際に、いわゆるweak AIとstrong AIを混同して、AI技術の現実を過大評価し、過度な期待を煽る傾向がみられる。このような傾向は実は1950年代と1980年代にもあった。
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15分間休憩
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15:15-16:15 招待講演 *通訳がつきます
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講演者:Woodrow Hartzog先生 Professor of Law and Computer Science at Northeastern University
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テーマ:AI and Robot Law
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概要:
1) Fairness and accountability with algorithmic decision making
2) Rules for robots in social life (healthcare robots, entertainment robots)
3) Privacy and data security issues with robots
4) Determining fault when robots and automated technologies injure people (manufacturing robots, automated cars)
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15分間休憩
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16:30-18:00 第2部 社会系の各研究グループの報告および招待講演の内容を踏まえた会場(AI社会論研究会会員)とのディスカッション
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(1)各研究グループの報告 5~10分(合計30分以内)
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(研究総括グループ)新保史生 慶應義塾大学総合政策学部教授
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タイトル:AI・ロボット社会共創プロジェクト
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概要:AI・ロボット社会共創プロジェクトの概要と現在に至るまでの研究の進捗状況
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(情報法グループ)加藤隆之 亜細亜大学法学部教授
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タイトル:AI・ロボット社会共創プロジェクトにおける情報法グループの位置づけ
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概要:情報法グループにおける研究の進捗状況
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(経済学グループ)井上智洋 駒澤大学経済学部准教授
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タイトル:人工知能は未来の経済をどう変えるか?
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概要:AIは未来の雇用、経済成長、所得分配にどう影響するか?
特化型AIは技術的失業をもたらすが、局所的かつ一時的な失業で済むはずだ。それに対し、汎用AIは全体的かつ長期的な失業をもたらすが、同時に爆発的な経済成長をもたらす可能性がある。さらに、所得格差を拡大させるのでベーシックインカムなどの包括的な社会保障制度が必要となる。
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(経営学グループ)琴坂将広 慶應義塾大学総合政策学部准教授
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タイトル:2017年度経営学班活動報告 ー様々な経営活動におけるAI導入の事例とその 潮流ー
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概要: 監査法人とAI導入の事例、デザインとAIの観点から消費者行動に見られる変化について
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(2)Woodrow Hartzog先生の報告内容も含めて会場からの質疑応答。60分 *通訳がつきます
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構成メンバー(予定):
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第1部
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冨田勝 慶應義塾大学環境情報学部教授
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大森隆司 玉川大学脳科学研究所教授
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高橋恒一 理化学研究所QBiC 研究室主宰
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山川宏 全脳アーキテクチャイニシアチブ代表
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クロサカタツヤ 慶應義塾大学特任准教授
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(招待講演)
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第2部
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(研究総括グループ)新保史生 慶應義塾大学総合政策学部教授
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(情報法グループ)加藤隆之 亜細亜大学法学部教授
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(経済学グループ)井上智洋 駒澤大学経済学部准教授
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(経営学グループ)琴坂将広 慶應義塾大学総合政策学部准教授
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(スペシャルゲスト)Woodrow Hartzog先生
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会場 AI社会論研究会会員
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連絡先:sfc-ai@sfc.keio.ac.jp AI社会論研究会・AI社会共創ラボ事務局
慶應義塾大学SFC研究所AI社会共創・ラボ
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