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03.13.2019

第38回

φカフェ

1. AI社会論分析
・発表者:慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教 佐野仁美
・概要:AI社会論研究会の分析とともに、これからのAIと社会のあり方についても考えていきます。
・プロフィール:慶應義塾大学環境情報学部卒業 在学中に慶應義塾大学SFC研究所AI社会共創ラボ設立、AI社会論研究会の運営に携わる、ドワンゴ人工知能研究所シニアマネージャーとして基礎研究開発マネジメントを経験。宇宙開発企業研究員。

 
2.「デジタルチャイナ:第四次産業革命と人工知能の中国的展開」
・発表者:東京大学社会科学研究所准教授 伊藤亜聖氏
・概要:本報告では経済社会のデジタル化と中国の経済的台頭が合流している問題領域、すなわち「デジタルチャイナ」の問題領域を取り上げて検討を加える。デジタルエコノミーに特徴的なネットワークの外部性が、中国という企業家精神豊富で人口大国、なおかつ権威主義体制と国情と合流することで特異なるアウトカムを出しつつある。ときに「異質」だと評価されがちな中国を一歩下がったところからみるために、報告ではデジタル化の国際比較も行ったうえで、AI技術も含む革新の社会実装と監視社会のメカニズムについて検討を行う。
・プロフィール:専門は中国経済、アジア経済。経済学博士(慶應義塾大学)。大学院時代に中国人民大学(北京)、中山大学(広州)に滞在し中国経済について研究。中国の産業発展、中国の対外直接投資活動、そして中国とアジアにおけるイノベーションを研究。著書・共著に『現代中国の産業集積 「世界の工場」とボトムアップ型経済発展』(名古屋大学出版会、2015年。大平正芳記念賞、清成忠男賞受賞)、『中国ドローン産業発展報告 2017』(東京大学社会科学研究所、2017年)、China’s Outward Foreign Direct Investment Data(東京大学社会科学研究所、2014年)、『現代アジア経済論』(有斐閣、2018年)等。深圳大学中国経済特区研究センター訪問研究員(2017年度)。
 

12.09.2018

第37回

理化学研究所 革新知能統合研究センター

プログラム1.
・タイトル:
AIと監査
・発表者:後藤将史 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授
・概要: オックスフォードレポートなど複数の調査研究で、AIによる多くの職業の代替可能性が指摘されている。代替率の高い職種の筆頭リストには、専門職として高いステータスを持つ公認会計士も含まれる。こうした職業は、本当にAIによってなくなってしまうのか?存亡の危機に、専門職はどのようなカウンターアクションを取るのか?そもそも職業とは何か?この講演では、会計士の専門業務の核である監査を素材に、経営学の実証研究に基づいて、AIと職業の関係性を論じる。
・プロフィール: 慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授。博士(経済学)。ボストンコンサルティンググループ、大手監査法人系コンサルティングファーム執行役員などを経て現職。
 プログラム2.   
・タイトル:
AIへの権限の委譲と心理的障壁
・発表者:高橋達二 東京電機大学 理工学部 准教授
・概要: 人間の作業のオートメーションの歴史は長いが、近年ではいわゆる高次認知の一部としての意思決定の自動化も進んできた。これに関し、自動運転技術の社会実装とそれに対する心理的障壁、特に自動化された意思決定ルールについての大規模な実験的研究が、フランスの Bonnefon らによる進められている。自動運転より地味だが同様に重要な技術領域として、日々の意思決定の自動化があり、それに伴う問題はAIスピーカーやスマートフォンがAIアシスタントの役割を果たすようになると顕在化するだろう。本講演では、AIに意思決定の権限を委譲する際の問題、特に心理的障壁について論じる。
・プロフィール: 博士(理学)。科学哲学と複雑系科学を学び、認知科学と機械学習を研究。ロンドン大学バークベック校・パリ高等研究実習院の各研究員を経て、現在ドワンゴ人工知能研究所協力研究員を兼任。
 プログラム3.
タイトル:
「先端技術と共創する新たな人間社会」公募案内
簡単な概要:今年度トヨタ財団研究助成プログラムの枠組みで公募中の特定課題「先端技術と共創する新たな人間社会」について紹介します。応募をご検討の方はご参考にしてください。
発表者:楠田健太(トヨタ財団プログラムオフィサー)

07.30.2018

第36回

Φカフェ

プログラム1:
佐藤健先生 

①講演タイトル
論理プログラミングによる要件事実論に基づく民事裁判支援システムの開発
②アブストラクト
近年、法律分野にAIを応用する手法が開発されつつある。それらの手法を概観するとともに、それら手法の問題点である説明可能性について論じる。
次にこの説明可能性を目指した、我々が開発している要件事実論に基づく民事裁判支援システムPROLEGについて紹介する。
③プロフィール
1981年 東京大学理学部情報科学科卒業.
同年 (株)富士通研究所入社.
1995年 北海道大学工学部助教授.
2001年より国立情報学研究所教授
2009年東京大学法科大学院終了
2016年筑波大学法科大学院修了
2017年司法試験合格
人工知能の基礎研究および人工知能技術の法律推論への応用に従事.博士(理学)
https://www.nii.ac.jp/faculty/informatics/satoh_ken/


プログラム2:

斉藤邦史先生 

①講演タイトル
人工知能に対する法人格の付与
②簡単な概要文
人工知能といっても,自然人の模倣を目的とするものばかりではない。近い将来に現実的なニーズが見込まれるのは、取引関係者の責任を制限するため、法的な権利義務を帰属させる投資媒体としての法人格であるように思われる。社会における人工知能の活動に対して、日本法における法人格の適用可能性を検討するとともに、外国法に基づいて法人格を付与された人工知能が日本国内で活動する場合に生じる法的な論点を検討する。
③プロフィール
慶應義塾大学総合政策学部専任講師。博士(学術),弁護士(第二東京弁護士会),システム監査技術者,ITストラテジスト。株式会社NTTデータ、株式会社三菱東京UFJ銀行等を経て、現職。

06.17.2018

第35回

Φカフェ

①山下愛仁氏 航空自衛隊幹部学校航空研究センター長 一等空佐
航空研究センターの概要と研究の取り組みについて
・概要:航空研究センターの概要を説明するとともに、現在実施している研究の一端を紹介する。
・プロフィール:1967年、福島県生まれ。1990年航空自衛隊入隊。著書に『国家安全保障の公法学』(信山社・2010年)がある。これまで奈良基地(奈良県奈良市)、千歳基地(北海道千歳市)、入間基地(埼玉県狭山市)、那覇基地(沖縄県那覇市)、車力分屯基地(青森県つがる市)、静岡地方協力本部(静岡県静岡市)、市ヶ谷基地(東京都新宿区)などで勤務。現在、目黒基地(東京都目黒区)に所在する航空自衛隊のシンクタンクである航空研究センターで勤務。
 
②長谷敏司氏 SF作家
SF作品と未来ビジョンについて——未来ビジョンの作り方の一例
・概要:現在アニメ放映中のSF小説『BEATLESS』から、「未来社会や未来の仕掛けをどうつくり、どう描いたか」を事例として、未来ビジョンつくりを考える。
・プロフィール:1974年、大阪府生まれ。 2001年「戦略拠点32098楽園」にて第6回スニーカー大賞金賞を受賞。 『あなたのための物語』が第30回日本SF大賞と第41回星雲賞日本長編部門に、「allo,toi,toi」が第42回星雲賞日本短編部門にノミネートされた。 2015年『MyHumanity』にて第35回日本SF大賞受賞。 2016年度より日本SF大賞選考委員を務める。 日本SF作家クラブ会員。 人工知能学会倫理委員会メンバー。 代表作『BEATLESS』を初めとした作品群の設定を公開した「アナログハック・オープンリソース」を手がける。 現在、『BEATLESS』がTBS/MBS/BS-TBS/Amazon primeにてアニメ放映中。
講演資料

05.11.2018

第34回

21世紀クラブ

「ロボット法」の世界〜ウゴ・パガロ教授をお招きして〜 
概要:
​ロボット・AIが近代法に対して困難な問題を投げかけるという懸念は広く共有されており、またいかに法はロボットと人間の関係を規律するかという議論が広く展開されている。本講演では、このような課題に対して、H.L.A.ハートを始めとする法哲学的な視座と米国法からローマ法まで幅広い法概念を参照しながら様々なシナリオを検討した書籍『The Law of Robots(日本語訳:ロボット法)』の著者であるウゴ・パガロ氏をお招きし、ロボットと人間の関係をいかに規律していくべきか検討する。


 

  • (1)講演者:Ugo Pagallo
    • タイトル:The Hard Cases of AI & Robotics, and their Legal Governance
       
    • 概要:Much of the 2013 book on The Laws of Robots has to do with prospective trends in the field of robotics. Five years later, we could dare to affirm the book has aged well. Most of its forecasting on the hard legal cases of robotics, from new forms of agency and accountability for artificial agents to innovative schemes of intelligent car sharing through self-driving cars, have stood the test of time. Should the conclusion be that nothing new has appeared under the sun of legal robotics over the last 60 months? Here, we should mention a possible misunderstanding and the role of the secondary rules of the law. On the one hand, in today's debate on the legal status of some smart robots and AI systems, scholars and policy makers alike often confuse the legal agenthood of these artificial agents with the status of legal personhood: This is a mistake that we should resist. On the other hand, as it is said in the preface of the Japanese edition of The Laws of Robots, should the author rewrite his book from scratch, he would now follow Japanese thinking and put more emphasis on the role of the “secondary rules” of the law. Forms of legal experimentalism, procedural regularity, and also federal competition among legal systems, can help us understand what kind of primary rules we may wish for our AI robots.
       
  • (2)​
    • パネルディスカッション
      • テーマ:
        AI・ロボット技術の進歩と法制度の分岐点
      • 概要:
        AI•ロボット技術の進歩に伴う新たな法的課題への対応とともに、将来的な法制度の分岐点に向けた検討が必要ある。すなわち、法の領域に置ける代替的解決を受け入れる余地と伝統的な法的解釈から逸脱する新規性への対応について、現行の法解釈における特異点を超える状況への備えを、ロボット法研究の世界的な第一人者を迎えて議論する。
      • 登壇者:Ugo Pagallo、赤坂亮太、工藤郁子、松尾剛行
        モデレータ:新保史生


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05.06.2018

第33回

φカフェ

講演者:Colin Bennett氏

Title:
DATA-DRIVEN ELECTIONS IN DEMOCRATIC SOCIETIES:  EARLY LESSONS FROM THE CAMBRIDGE ANALYTICA SCANDAL

民主主義社会におけるデータ駆動型選挙:ケンブリッジ・アナリティカ・スキャンダルから学ぶこと

Summary:
The recent scandal concerning Cambridge Analytica, Facebook and Aggregate IQ have brought to global attention the wider question of how personal data is being used by political parties and candidates in contemporary elections. There are various trends:  the use of integrated platforms for "voter relationship management"; the move from mass messaging to micro-targeting, especially through social media; and the use of mobile applications for local voter outreach.  In this talk, Colin Bennett will discuss these trends in the light of recent revelations and discuss the implications for personal privacy and other democratic values.  
概要:
近時のスキャンダルとして話題となった、ケンブリッジ・アナリティカ、Facebook、及びアグリゲートIQによる問題は、個人情報が来たる選挙において政党や選挙立候補者らにより、いかなる用いられ方をするのかという様々な疑問を世界的な関心事として提起することとなった。「投票者との関係性マネジメント」を目的とする統合されたプラットフォームの利用、特にソーシャルメディアを介して大衆に向けられたメッセージから小規模のターゲットまでに至るまでの動向の調査、また地域の投票者の支援を求めるモバイルアプリケーションの使用など、様々な問題が顕在化しつつある。今回の講演では、コリン・ベネット先生を招いてこれら近時問題となっている社会的動向について議論をし、個人のプライバシーと民主主義における諸価値をめぐる問題について考察する。


​詳細

04.22.2018

第32回

φカフェ

講演者: 平野 晋
タイトル: 
ロボット法:AIとヒトの共生に向けて
概要:『ロボット法』の概要を紹介。アイザック・アシモフの言葉を意訳して、「ヒトの知恵(wisdom)が急速な技術進歩に追い付いていかない」問題を中心に。
プロフィール:平野 晋 (ひらの すすむ)
中央大学総合政策学部教授・同大学院総合政策研究科委員長・米国弁護士(NY州)
総務省「AIネットワーク社会推進会議」幹事、及び「環境整備分科会」会長
1984年に中央大学法学部法律学科を卒業し、同年入社した富士重工業株式会社にて法務に携わり、コーネル大学大学院(コーネル・ロースクール)に企業派遣留学して1990年に修了(法学修士)。同年にニューヨーク州法曹資格試験を受験・合格。翌年に同大学院特別生(『Cornell International Law Journal』誌編集委員)。1995年からNTTグループ企業で法務に携わり、2000年から株式会社NTTドコモの法務室長。2004年から中央大学教授。2007年に博士(総合政策)(中央大学)。コーネル・ロースクール留学以来、製造物責任法のジェームズ・A.ヘンダーソン,Jr.教授(『製造物責任リステイトメント』共同起草者)の教えを受ける。経済産業省「ロボット政策研究会」(2005~2006年)や、総務省「ICTサービス安心・安全研究会:近未来におけるICTサービスの諸課題展望セッション」(議長)(2016年)、及び 同省「AIネットワーク化検討会議」(座長代理)(2016年)等に参加。

・プログラム2
 講演者: 赤坂亮太
 タイトル:ロボット法
 概要:『ロボット法』の概要を紹介。 http://amzn.asia/dk9bX9Z

03.22.2018

第31回

理化学研究所 革新知能統合研究センター

プログラム①
◯講演者:金井良太 株式会社ARAYA代表 http://www.araya.org/
◯タイトル:
人工知能と意識のプロジェクト

プログラム②
◯講演者:呉羽真 
◯タイトル:

「科学研究へのAIの導入はどんな影響をもたらすか―Artificial Creativityの可能性と科学の未来」
◯概要:科学研究は、優れて人間的な価値をもつ創造的な営みとされてきた。しかし、科学研究へのAIの導入は、こうした科学のあり方に加えて、その社会との関係性にも、大きな変化をもたらすと思われる。本講演では、哲学の観点から、創造的認知活動としての科学研究の特徴と価値について分析を行うとともに、科学研究へのAIの導入に伴う諸課題に関する学際的議論の必要性を提起する。
◯プロフィール:1983年生まれ。京都大学文学部卒業。京都大学大学院文学研究科修了。 博士(文学)。日本学術振興会特別研究員DC(京都大学)、同PD(立教大学)を経て、 現在は京都大学宇宙総合学研究ユニット特定研究員。専門は哲学。身体性認知科学の理論的基礎や、 宇宙開発の倫理的・法的・社会的課題の研究に従事。訳書にアンディ・クラーク『生まれながらのサイボーグ』(春秋社)がある。

02.01.2018

第30回 

会場提供:ドワンゴ

AI社会共創ワークショップ / AI&Society Workshop
通常のAI社会論研究会を拡大してAI研究者・法律学者・経済学者・経営学者・市民など多様なアクターと共に対話し、議論した国際ワークショップ。
 
招待講演者:Woodrow Hartzog先生 Professor of Law and Computer Science at Northeastern University
  • テーマ:​AI and Robot Law 
  • 概要:
    1) Fairness and accountability with algorithmic decision making
    2) Rules for robots in social life (healthcare robots, entertainment robots)
    3) Privacy and data security issues with robots
    4) Determining fault when robots and automated technologies injure people (manufacturing robots, automated cars)


    登壇者 第1部 (技術系) 
  • 冨田勝 慶應義塾大学環境情報学部教授
  • 大森隆司 玉川大学脳科学研究所教授
  • 高橋恒一 理化学研究所QBiC 研究室主宰
  • 山川宏 全脳アーキテクチャイニシアチブ代表
  • クロサカタツヤ 慶應義塾大学特任准教授
    第2部 (社会制度)
  • (研究総括グループ)新保史生 慶應義塾大学総合政策学部教授
  • (情報法グループ)加藤隆之 亜細亜大学法学部教授
  • (経済学グループ)井上智洋 駒澤大学経済学部准教授
  • (経営学グループ)琴坂将広 慶應義塾大学総合政策学部准教授
  • (スペシャルゲスト)Woodrow Hartzog先生

11.20.2017

第29回

会場提供:国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM : Center for Global Communications)

プログラム①ロボット・AI と医事法〜医療過誤を中心に〜
◯講演者:弁護士 松尾剛行様
◯概要:ロボット・AIが医療現場に投入されるにつれて、ロボット・AIを原因とした医療過誤等が主張される事案も増加すると予想される。医療過誤に関する民事責任についてドイツ法と比較することで、日本法の解釈論や立法論についてどのような示唆が得られるかについて簡単に発表したい。
◯プロフィール:桃尾・松尾・難波法律事務所 弁護士・ニューヨーク州弁護士
東京大学法学部及びハーバード大学ロースクール卒業
『最新判例にみるインターネット上の名誉毀損の理論と実務』(勁草書房、2016年)他の情報法の研究をする他、「自動運転車・ロボットと法的責任」自由と正義2017年9月号等AI・ロボット法の研究も行っている。
 
プログラム②対話システムにおける諸課題~技術・サービス・倫理の側面から~ 
◯講演者:NTTメディアインテリジェンス研究所 東中竜一郎 
◯概要:スマートフォン上での音声エージェントやAIスピーカーなど,対話システムが身の回りに見られるように なってきたが,その普及にはまだまだ多くの課題が残っている.本講演では,対話システムの基本技術について 説明するとともに,技術・サービス・倫理の側面から現状の対話システムにおける課題について述べる.
◯プロフィール:1999年慶應義塾大学環境情報学部卒業.2001年同大学大学院政策・メディア研究科修士課程, 2008年博士課程修了.博士(学術).2001年日本電信電話株式会社入社.現在,NTTメディアインテリジェンス 研究所にて勤務.対話システムや質問応答システムの研究に従事.NTTドコモによる「しゃべってコンシェル」 「雑談対話API」,「ロボットは東大に入れるか」プロジェクトなどのAI関連プロジェクトに携わる.人工知能 学会理事,言語処理学会編集委員.著書「質問応答システム」(コロナ社,共著),「おうちで学べる人工知能 のきほん」(翔泳社).
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開催案内

10.11.2017

第28回

会場提供:理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)

プログラム①How to Grasp Social Shaping of AI in East Asia
○講演者 東京大学学際情報学府教授 佐倉統氏 
○プロフィール 京都大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所,横浜国立大学経営学部,フライブルク大学情報社会研究所を経て、現在、東京大学大学院情報学環教授。専攻は進化生物学だが,最近は科学技術と社会の関係についての研究考察がおもな領域。長い長い人類進化の観点から人間の科学技術を定位するのが根本の興味である。

プログラム② 
理化学研究所・未来戦略室
○講演者   理化学研究所 岸本充氏
○概要:未来戦略室は未来社会のビジョンとそれを実現するためのシナリオを描く専門家集団を形成するため、9/1に発足。未来の地球の姿から、社会の在り方、科学技術の方向性、研究プロジェクトの検討、社会実装までの道筋を描き、ステークホルダーとの共創をプロモートしていきます。人工知能と社会との関係も主要なテーマと考えています。
○プロフィール:理化学研究所 経営企画部調査役/未来戦略室室長代理
97年に入所以来、企画畑で大型プロジェクトの予算獲得と立ち上げ、企画連携などに関わる。SPring-8、脳科学、スパコン京、アカデミア創薬、核物理など。
現在は経営企画部にて外部資金の獲得と、未来戦略室の立ち上げを担当。
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資料:開催案内

09.21.2017

第27回

会場提供:Φカフェ

「プライバシー権と個人情報保護――AIを語る前に整理しておきたいこと」
○講演者:亜細亜大学法学部教授 加藤 隆之 様
○概要: AIについて、新しい法的問題が生じている又生じるであろうことは、既に一部の研究者で語り始められている。その問題の中核の一つに個人情報の保護があることは、疑いのないところである。このAIの法的問題を語る前提として、プライバシー権と個人情報保護との関係が明らかにされていなければ、何を真に大切なものとして語るべきであるのかについて見失う可能性がある。にもかかわらず、両者の関係は依然として原理的に明らかにされているとはいえず、「情報プライバシー」のように両者を混同するような表現さえも多く見受けられる。イギリスと日本の近年の判例を参考にしつつ、両者の径庭の有無に関する糸口を探りたい。
○プロフィール:内閣府・消費者庁の個人情報保護推進室政策企画専門官、ダブリン大学トリニティ・カレッジ法学部客員教授などを経て、現在、亜細亜大学法学部教授。『性表現規制の限界』(ミネルヴァ書房,2008年)で博士号を取得(法学,中央大学)。

「ロボット・AI・キャラクターの“人格”的権利」
○講演者:静岡大学学術院情報学領域准教授 原田伸一朗様
○概要: ロボット・AI・キャラクターが人間社会に浸透するにつれ、それらに擬似的な“ 人格”を見出し、人間に対するのと同様の(それ以上の)愛着を抱く人間も現れ ている。人間とロボット・AI・キャラクターの間に、「愛し、愛され、傷つけ、 傷つけられる」という精神的な関係性が生まれるとき、それは法的な保護に値するのかを考えてみたい。
講演資料
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​開催案内

07.24.2017

第26回

会場提供:Φカフェ

プログラム① AI・ロボットに関する法的論点の概観
○講演者 工藤郁子氏 中京大学経済学部付属経済研究所研究員、マカイラ株式会社コンサルタント
○概要  AI・ロボットと法の論点について概観する。現在、内閣府「人工知能と人間社会に関する懇談会」や総務省「AIネットワーク社会推進会議」などで、AIが社会で健全に発展していくための論点を整理し、社会・経済にもたらす影響・リスクの評価を行うべく、名だたる法学者も参画し検討が進められている。それらの議論を参照しつつ、AIと同時に語られることの多いロボティクスも含め、従来の製造物やソフトウェアとどのように違い、社会にどのような変容をもたらし、また、既存の法解釈で対応できない点はどこで、それをどう解消しようとしているのか、という大枠について紹介したい。
資料:開催案内 講演資料

プログラム② 
AIは政治を変えるか?
○講演者   佐藤哲也氏 東京工業大学理工学研究科終了、シンクタンク勤務、東京工業大学助手、静岡大学情報学研究科准教授を経て現在は株式会社デザインルール代表取締役
○概要      AI技術が政治過程を変革する可能性について論じます。AI技術に集合知を含めることが許されるのであれば、そもそも民主主義的なプロセスはある種の集合知的性質を持つことから集合知のありようが民主主義を変えることは自明のようにも思えます。また筆者は一般的な政治的意思決定を代理しうる汎用人工知能の成立には悲観的スタンスですが、その反面で現実の政治過程での人間の振る舞いは強い人工知能が仮定する人間像とはかけ離れた人間の意志決定観察されるケースが有ることについて感が替えます。結果として好むと好まざるとにかかわらず広義のAI技術は政治過程に強い影響をもたらす可能性を指摘します。
専門:社会情報学、政策科学、意思決定支援
資料:開催案内 ​講演資料

06.21.2017

第25回

会場提供:理化学研究所 革新知能統合研究センター(AIP)

プログラム① 政策的視点で考えるAIイノベーションの現状と課題
○講演者 慶應義塾大学環境情報学部准教授 山口真吾氏 
○概要  AIに関する研究開発やイノベーション創出方策について、国内における産学官の取組と課題を政策的視点で概観する。また、今後の重要なAI技術として注目されつつある「自然言語処理」に関して、最新動向や防災応用を紹介する。最後にAI社会論研究会への期待を述べる。
【専門分野】情報通信政策、電波政策、人工知能(社会課題解決型、自然言語処理)、地上デジタル放送システム、ICTシステム海外輸出戦略、防災・減災ICTシステム、技術基準・基準認証制度
資料:開催案内 講演資料

プログラム② 
シンギュラリティ以前の問題
○講演者   革新知能統合研究センター プライバシーと社会制度チーム チームリーダー  中川裕志 氏 
○概要      シンギュラリティという言葉が飛び交い、それがカーツワイルのHuman2.0、あるいは遺伝子操作、ロボット(AI)技術、ナノボットで武装された人工超知能などを意味するように思われた結果、AI脅威論が広まったのはここ1,2年のことです。人工超知能のような脅威は、実現の可能性を疑う人も多く、心配する必要はないと主張するAI研究者は多いようです。彼らは、AI脅威論は人工知能の研究開発を萎縮させる脅威とみなし、そんなことを気にせず研究を進め、AIをどんどん進化させましょうと主張していると聞きます。たしかに、人工超知能の実現性は、現状では相当疑わしいのですが、だからと言って無批判にAI技術研究に邁進してよいのかという疑問があります。実は、人工超知能以前(あるいはシンギュラリティ以前)にも、人工知能が引き起こす社会問題は山積みです。ここでは、このような人工知能が誘発する現実的問題について議論したいと思います。
【専門分野】   人工知能、機械学習、プライバシー保護技術
2017年1月-  理研AIP 社会におけるAI研究グループ長 
資料:開催案内 講演資料

05.01.2017

第24回

会場提供:クックパッド株式会社 

田中絵麻 氏  一般財団法人 マルチメディア振興センター 情報通信研究部 主席研究員 
米国におけるAI・ロボット技術の社会実装に向けた産官学の取り組み-開発原則の視座から
 
:米国では、この数年、AIを活用した機器やサービスの開発・市場展開が活性化するとともに、AI・ロボティックスの利用拡大に伴う社会・経済への影響についての期待と懸念が広がりつある。  米国では、2015年頃から、新技術による社会・経済的な恩恵を最大化するとともに、懸念されるリスクへの対応策のあり方について、産官学の連携のもとでの議論・検討が進みつつある。 なかでも、AI・ロボティックスの開発において、倫理的な原則を置くことで、メリットの最大化とリスクの最小化を図ろうとする動きが注目される。こうした開発原則策定の動向に着目しつつ、米国における動向を報告する。
資料:開催案内

04.19.2017

第23回

会場提供:東京21世紀クラブ eggjapan

①大森隆司先生  玉川大学教授 玉川大学学術研究所長,日本認知科学会前会長,日本神経回路学会会長,
                            慶應義塾大学SFC研究所上席研究員
  
人の認知状態推定するAI技術の可能性とリスク
:人工知能の一つの重要な応用は,例えばロボットによる対人サービスである.対人サービスを円滑に行うには,ユーザーの心の状態の認識や感情変化の予測が不可欠であり,そのような人間観察技術が開発されることは不可避であろう.そして,いずれは学校や病院,保育園や介護施設などにそういう装置が常設される日が来る可能性は否定できない.そのとき,そのような人間観察をする装置を社会はどう考えるだろうか?また,そのような装置の社会実装を可能とする条件はどういうものだろう?本日は,我々が行っている幼稚園での子どもの行動の観察装置の開発と応用可能性について紹介し,このような議論のきっかけとしたい。

②石井夏生利先生 筑波大学図書館情報メディア系准教授
AIとプライバシー・個人情報保護に関する法的論点
:AI・ロボットとプライバシー・個人情報保護に関する法的論点を紹介する。具体的には、EU、米国、カナダ、日本の議論状況に触れつつ、プロファイリング、差別的決定、透明性の欠如、通知・同意の無意味化といった論点を紹介し、予測不可能なAIの発展に対して、プライバシーや個人情報を保護するための法的対応がどこまで可能であるかを考える。

③新保史生先生 慶應義塾大学総合政策学部教授、慶應義塾大学SFC研究所AI社会共創ラボ共同代表
「法・経済・経営とAIロボット技術の対話による将来の社会制度の共創」プロジェクト
2016年度研究報告と新年度計画発表
資料:①開催案内 講演資料

02.28.2017

第22回

会場:慶應義塾大学三田キャンパス

NEC 日本電気(株)技術イノベーション本部 標準化推進部 江川尚志 氏
標準化を用いたAI倫理の方向付け: IEEEのイニシアチブを中心に

:IEEEでのAI倫理に関する標準化を中心に、標準化を専門とする人間としてそもそも標準とは何か、標準化を使って世界を変える方法、などについて述べる。
資料:①開催案内 ②講演資料

02.15.2017

第21回

会場:慶應義塾大学三田キャンパス

東京大学 橋田浩一 先生
AI とデータ整備: AI の技術的課題(サイクル=意味に基づく設計)と社会的課題(データの整備)について述 べ、データ整備(構造化と流通)のための技術とビジネスモデルを論ずる。
​資料:①開催案内 ②講演資料

01.19.2017

第20回

@クックパッド株式会社

さかき漣 氏
進化の時計の針は止まらず、人類の知的探求心が消え去ることもない。なればこそ。新旧の物語、つまりはSFと古典の両者に叡智を求めることが、脅威論の克服に繋がるだろう
拙著『エクサスケールの少女』を材料に、シンギュラリティの乗り越え方に関してクリエイターからの一夢想


クロサカタツヤ 氏 慶應義塾大学特任准教授
AIネットワークと5G時代のデータエコシステム
5Gインフラ時代に台頭するネットワーク化されたAIの想定される概要とそれが成立するためのデータエコシステムについて検討します。
資料:開催案内

12.15.2016

第19回

@クックパッド株式会社

琴坂将広 慶應義塾大学総合政策学部准教授・慶應SFC研究所AI社会共創ラボ共同代表
経営戦略立案へのAI利活用の研究
重本祐樹 ケンブリッジ大学 製造研究所 博士課程・SFC研究所上席所員
AIの普及とデザインマネジメントの発展
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概要:「技術が変えた経営から、AIによる未来経営を考える〜AI & Society 経営学研究班 今後のマイルストーン紹介〜」
慶應義塾大学SFC研究所 AI社会共創・ラボ(AI & Society Laboratory) 
JST RISTEX「法・経済・経営とAI・ロボット技術の対話による将来の社会制度の共創」プロジェクト

11.09.2016

第18回

@株式会社OKWAVE

①西條玲奈氏 北海道大学専門研究員博士(文学)。専門は哲学。
AI技術に対する人間の傷つきやすさと自律的で真正な生き方の可能性について
概要:AI技術の発展は人々に恩恵を与えると同時に、生き方や価値観の見直しを迫る側面を持つ。この発表では、知的な判断の一部をAIにゆだねることによってもたらされる倫理的懸念を傷つきやすさ(valunerability)の観点から検討し、同時に技術とともに生きる人の望ましい生のあり方を自律性(autonomy)と真正性(autheticity)の観点から記述することを試みたい。第三者がその人の利益を考慮して当人に代わって選択することをパターナリズムと呼ぶが、とりわけAI技術ならびに開発者とユーザーである人の間にパターナリズムが成立するか、成立するとしたらそれは人間同士の関係と同様に扱えるかを論じたい。

②三宅陽一郎氏 日本デジタルゲーム学会理事
人工知能が拓く新しい社会デザイン
概要 :人工知能には二つの種類があります。個人に向けたパーソナルな人工知能、そして社会インフラに入って行く人工知能です。前者は個人の趣向や仕事、個性に合わせた人工知能、後者はビックデータや統計を通じて、自動運転やスマートシティなど都市単位の人工知能です。この二つの方向が社会全体を局所と大局から変えようとしているのが現在です。社会はより人工知能による監視的・管理的なものとなり、技術はより場所や人に応じた適応的なものになるでしょう。それは産業革命以来の300年の社会のオートメーション化の発展・完成とも言えます。ここでは、そんな人工知能を用いてどのような社会デザインが可能なのかを議論したいと思います。
プロフィール:三宅陽一郎(みやけ・よういちろう)@miyayou
ゲームAI開発者/研究者。日本デジタルゲーム学会理事、芸術科学会理事、人工知能学会編集委員、デジタルコンテンツエキスポ委員、CEDEC委員。『デジタルゲームにおける人工知能技術の応用の現在』(人工知能学会誌 Vol.30, Webで公開)。「人工知能が拓く物語の可能性」(文芸ラジオ 2号、2016)。主著『絵でわかる人工知能』(SBCr)『デジタルゲームの教科書』『人工知能のための哲学塾』(BNN新社)「ゲーム、人工知能、環世界」(現代思想、2015年12月号)。Facebookグループ『人工知能のための哲学塾』主催、Twitter上では『ゲームデザイン討論会』主催。
​関連資料:http://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-68719371

10.19.2016

第17回

@grooves

①慶應義塾大学環境情報学部准教授 松川昌平氏
アルキテクトーム(ARKHITEKTOME) ーアルゴリズミック・デザイン原理モデルー
概要:ゲノム(GENOME)が遺伝子(GEME)の総体(-OME)を表すように、アルキテクトーム (ARKHITEKTOME)は建築(ARKHITEKTON)の総体(-OME)を生成するためのプロジェクトです。建築の設 計プロセスを生成・評価・継承改変という3つのプロセスに分け、アルゴリズミックに建築を設計する手法をご紹介したいと思ってい ます。

②中ザワヒデキ(美術家/人工知能美学芸術研究会代表)
AIのAIによる芸術の為の芸術
概要:「AIが創作した芸術」と現在言われているものは、残念ながら、人間がAIという道具を使って制作した代物でしかない。私が見たいのは「AIのAIによるAIの為の芸術」もさることながら、より以上に「AIのAIによる芸術の為の芸術」である。これは私が「人生の為の芸術」を糾弾し「芸術の為の芸術」を本懐としていることに由来する。
関連リンク:http://aloalo.co.jp/nakazawa/2016/1020a.html

09.19.2016

第16回

@クックパッド株式会社

①ドワンゴ人工知能研究所 代表/NPO法人全脳アーキテクチャイニシアチブ 代表 山川 宏 氏
1.未体験の変化は制御しうるか  2.全脳アーキテクチャの活動のご報告
②共同発起人 井上智洋との討論

07.28.2016

第15回

@grooves

①総務省情報通信政策研究所 成原 慧 主任研究官
AIネットワーク化の展望と課題
:AIネットワーク化検討会議のこれまでの議論と成果を踏まえ、今後のAIネット ワーク化の展望と課題について論じる
関連リンク:総務省 AIネットワーク化検討会議

②日立製作所 研究開発グループ 知能情報研究部 部長 森脇 紀彦
Hitachi AI Technology/H
:大量データを活用して様々な最適化・判断を自動化する人工知能(Hitachi AI Technology/H )のコンセプト、基本原理、様々な産業分野への応用可能性を述べる
関連動画:Hitachi AI Technology/H

06.16.2016

第14回

@grooves

玉川大学工学部・脳科学研究所 大森 隆司 教授
対人インタラクションと感情モデル
②国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(RISTEX) 茅明子 氏
新規研究開発領域「人と情報のエコシステム」について
関連リンク https://www.ristex.jp/examin/ecosystem/index.html

05.19.2016

第13回

@ドワンゴ

①慶應義塾大学 SFC 田中 浩也 教授
民主化・個人化されたテクノロジーの一種としてのAI
:3Dプリンタの特許が切れて価格が100分の1に下落したことで、企業だけでなく個 人でも自由に使える時代になりました。ArduinoやRasberry Piといった、便利で 使いやすいマイコンボードが登場したことによって、別に工学部電気電子工学科 を卒業していなくても、誰でもセンサやモータを使ったロボットづくりを楽しめ るようになりました。同じように、AI(機械学習)が、簡単に扱えるパッケージに なり、特にその筋の専門家でなくても、誰でも扱える「民主化された」テクノロ ジーになりつつあります。 こういった状況では、AI(機械学習)を「目的」ではなく、「手段」と捉えて、個 人の視点から、この技術を使って何をやりたいかを発想することが大切になりま す。わたしたち田中浩也研究室では、人間の創造性を伸ばすAIの使い方を、 「個人」の視点から研究しています。その例を紹介します。
②慶應義塾大学 SFC 赤坂 亮太 上席研究員
ロボット法に関するご報告

04.12.2016

第12回

@grooves

慶應義塾大学総合政策学部 新保 史生 教授
ロボットと法をめぐる最近の政策動向について

03.21.2016

第11 回

@grooves

①電通 イベント&スペース・デザイン局 エクスペリエンス・テクノロジー部 日塔 史 氏
<AI時代>到来!ユニバーサル・デザインの「次世代エージェント」
②Alpaca DB,Inc.  Head of Japan R&D  北山 朝也様
FintechとAI:FintechとAIの関係性について、Fintechスタートアップにいる立場から考察する
grooves代表取締役 池見 幸浩 様
「電気、ガス、水道、そしてキャリア」 の時代
シンギュラリティを迎える我々のキャリアとHRビジネスの重責

02.28.2016

第10回

@株式会社grooves

慶應義塾大学 渡辺 智暁  特任准教授 :
オープン化を手掛かりにAIと人間の関係を考えるAIはしばしば人間に対置されるが、人間にとっては 異質な存在であり、 科学的な知とは異なるデータ主導の知を生み出す仕組みである。 このような存在と人間はつきあって行けるのか、 発表者が興味を持っているオープン化の概念を手掛かりに論じる
資料リンク http://www.slideshare.net/TomoakiWatanabe/20160229-ai

01.25.2016

第9回

@株式会社grooves

聖学院大学 河島 茂生 准教授 :
AI社会における倫理のゆくえ:自己創出という分岐点および責任の所在、擬人化の先鋭
資料リンク http://www.slideshare.net/ssuser4058b8/9aia

11.18.2015

第8回

@早稲田大学

翻訳家・評論家 山形浩生 氏 :
人工知能・意識・価値

10.19.2015

第7回

@株式会社grooves

関東学院大学 折田 明子 講師: 

データ活用時代の<ゆりかごから墓場まで>のプライバシーを考える

09.13.2015

第6回

@株式会社ドワンゴ

国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM) 中西 崇文 准教授:

人工知能×創造力で社会 を変えるスマートデータ・イノベーション

クロスリバー株式会社 代表 川合 雅寛 氏:

『ぼくらのPepperプロジェクト〜親子で考えるロボットのいる暮らし〜』から観測する、子供たちの考えるロボットとの共存

08.17.2015

第5回

@株式会社grooves

早稲田大学 若田部 昌澄 教授: 

経済学者は人工知能の夢を見るか? 『大格差』と経済の将来

07.27.2015

第4回

@株式会社grooves

電通 日塔 史 氏:

カンヌ(広告業界)でのAI事情に関する報告
名古屋大学情報科学研究科 久木田 水生 准教授: 

〜機械、労働、人間〜

06.14.2015

第3回

@株式会社ドワンゴ

一橋大学社会学研究科 久保 明教 専任講師 : 

 ロボットの人類学とは何か 知能機械をめぐる非連続的思弁と連続的実践の狭間で

05.26.2015

第2回

@株式会社ドワンゴ

筑波大学 大澤 博隆 准教授:

Human-Agent interactionに関する報告

03.16.2015

第1回

@早稲田大学

日本技術加速協会 佐々木 健美 氏:

シンギュラリティ大学に関する報告
京都大学 江間 有沙 助教:

AIR(Acceptable Intelligence with Responsibility)に関する報

関連リンク AIR: Acceptable Intelligence with Responsibility

02.04.2015

第0回

@株式会社ドワンゴ

代表・共同発起人 井上 智洋:

人工知能・産業革命・経済成長ーAIを制覇した国が世界を制覇する!?ー
共同発起人 高橋 恒一:

産業革命はもう一度来るのか ー 計算生物学の視点からー

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